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2017-03-01 (Wed)
病児保育についてうかがいます。

来年度より、新たに江古田地域に病児保育が開設されます。私も3年前の本会議におきまして、病児保育について質問をさせていただいたことがあり、今回の病児保育のスタートは、
たいへんに喜ばしい出来事であると。公選法で禁じられていなければ開設記念の花輪でも贈りたいぐらいの気持ちでおります。

しかし、現在、区内で病後児保育を必要とする可能性の高い保育園利用者は3952人であるのに対して、実際に病後児保育の利用登録をしているのは約15%の559人にすぎません。

病後児保育は区の南北にありますが、それぞれ駅から遠く、利用しづらい立地にあることが影響していると私は考えております。

新たにできる病児保育施設がある総合東京病院も、区の北端にあり、最寄り駅からは徒歩10分と、必ずしも便利な立地とは言えません。

南中野エリアに住む区民の声を聞いてみますと、「病児保育ができるのは嬉しいけれど、実際には使えない」という声が多くあります。

中野区はマイカー所有率の高くない区であります。

感染症の可能性もあったり、嘔吐する可能性もある病気の子を、公共交通機関に乗せていいのかどうか、これはモラルの問題にもかかわってきます。南台でも弥生町でも本町でもどこでもいいのですが、南中野の住人が、江古田の総合東京病院まで、どんな交通手段で行ったらいいのかということを、区として、想定していらっしゃるのでしょうか?

タクシーという選択肢はありますが、嘔吐する可能性もある病気の子を連れて、中野駅周辺の渋滞や、西武線の開かずの踏切を乗り越えて、江古田までタクシーで行くのにいったいいくらかかるのか。しかも片道だけではなく往復しなければなりませんし、普段とは違う経路で通勤しなければなりませんし、金銭的な負担も気になります。

また、幹線道路から離れた立地の病院で帰りのタクシーをすぐに拾えるかどうかもわかりませんし、同じく住宅街に住んでいる方は、朝、病院まで向かう際に、流しのタクシーをすぐに拾うことが困難な場合もあります。
それらのことを考えると、やはり今回の病児保育は、歓迎すべき施設ではあるものの、南中野エリアの住人にとっては、絵に描いたモチのような施設であります。
現在、板橋区では、自治体の事業としては都内初となる、お迎えサービス付の病児・病後児保育事業を区内2ヶ所の総合病院で実施しているそうです。これはですね、病気の子どもがいる家庭の自宅や、保育園で急に具合が悪くなった場合などは保育園に、看護師がタクシーでやってきて、病院と、病児保育施設まで連れていって、診察や治療をし、預かってくれるという、働く親にとっては大変にありがたい制度です。

ちなみに板橋区の面積は約32 平方キロ中野区の面積は15.6平方キロ。中野区の面積は板橋区の半分しかありません。

船橋市でも、来年度から、同じような事業を始めます。ちなみに船橋市の面積は85.62 平方キロ、中野区はその5分の1以下程度の大きさしかありませんから、船橋に比べれば、タクシー代もたいしてかからないと思われます。

あまり便利な、使い勝手の良い施設にしてしまうとですね、現在1日3人とされている定員では足りなくなってしまって、それはそれで不満も出てきてしまうのかもしれませんけれども、他自治体のケースをふまえて、タクシーによるお迎えサービスを導入するなど、南中野エリアの区民にも使いやすい施設にしていただけるように、そして、将来的には、南中野エリアにも、病児保育施設を作ることを、検討していただきたいと思うのですが、いかがでしょうか?

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