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2017-03-01 (Wed)
区立保育園が民営化されるにあたり、区民の間に動揺が広がっています。

私は、公設民営園を9年間利用したことがあり、先生の入れ替わりが激しいとか、ベテランの先生が少ないとか、民営化園の悪いところも知ってはいますが、良い面や、財政的なメリットも承知しており、民営化そのものには反対はしておりません。

ただし、今回の民営化は拙速であり、平成30年に園舎移転される宮の台保育園にいたっては、保護者説明会がいまだに開催されていないなど、民営化に至るプロセスには、大きな問題があると考えています。

平成16年、宮の台保育園と宮園保育園を、全国に先駆けて指定管理で公設民営化するにあたっては、非常に大きな反対運動があったと聞いております。

それから13年、今や日本全国津々浦々、公立保育園が民営化されることは珍しくなく、当時の区長には先見の明があったんだなあと、その点については、僭越ながら高く評価をさせていただいております。

しかしですね、過去13年間、その偉業を、これまで、あらためてキチンと検証し、評価することがなかったのではないか。

大きな反対運動を押し切って進めた民営化が、果たして良かったのか悪かったのか、もう13年も経っていますから、全国初の民営化というこの大偉業を、ここらでひとつキッチリと検証して評価してもいいと思うのです。

世田谷区では、民営化に遅れること約5年、平成22年「区立保育園民営化検証委員会」というのを作り、「区立保育園民営化検証結果報告書」をまとめたそうです。

「検証の目的は、区立保育園の民営化が保育の質を担保しつつ、区が当初意図していた目的を達成しているかどうか、民営化の方法や手順が適切であったかどうかを検証することにありました。」とのことです。
中野区でも、あらためて、民営化の目的が達成されているのかどうか、プロセスが適切であったのか、保護者や第三者の厳しい目も含めて、検証をされてはいかがでしょうか?

検証なくして改善なしです、PDCAサイクルにのっとった、民営化の検証を、ぜひお願いしたいと思います。

世田谷区の報告書をひもといてみますと、平成17年度にはすでに民営化ガイドラインを作成したと書いてあります。

ガイドラインの作成にあたっては、様々な立場の保護者、保育園関係者、専門家などによる「区立保育園民営化に関する意見交換会」が開催され、計 7 回に及ぶ議論の末「「区立保育園民営化 ガイドライン」に関する提言書」が区に提出されたそうです。

そうしてできた「ガイドライン」は、民営化対象園の選定基準、民営化の手法、運営主体、事業者の公募条件・選定基準、円滑な引継方法、移行後の区の責任等を具体的な内容 としており、以後、区はガイドラインで定めた基準、ルールに基づき民営化を進めてきたそうです。

練馬区でも、過去の民営化にあたっては、混乱を生じさせることがあったり、区民に不安を与えることがあったり、いくつもの園で同じ質疑応答を繰り返し繰り返し何度も何度もおこなってきたという、反省や経験をふまえて、ガイドラインを作成したということであります。

こうした、キチンとした基準やルールがあることで、民営化の手順が透明化され、拙速だという批判を受けることもなくなるでしょうし、この先どうなるかという不安を区民に与えることもなくなるでしょうし、担当者の方が、いくつもの園で、同じ質疑応答を何度も繰り返さなくても済むようになります。ガイドラインは区にとっても区民にとっても、お互いに必要なものであると思います。

中野区の場合、民営化に関する一定の基準や方針というのはあるのでしょうが、万機公論を経て決定され、いつでも誰にでも公開できるような形での、ガイドラインのようなものは、無いと認識しております。やはり、当事者である区民や、専門家の声も交えて作成されたガイドラインがないと、保護者の不安を無駄にあおってしまいますし、今後の民営化にあたっても、必ず反対運動が起きるはずです。今後のさらなる民営化も見据えて、早いうちに、民営化ガイドラインを作成してはいかがでしょうか?
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