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2017-02-22 (Wed)
小宮山たかしの一般質問をさせていただきます。

質問に先立ちまして、ちょうど一年前、この一般質問におきまして、私はタイケン学園のマンガアートコートの運営について質問をいたしました。

証拠がなかったのでハッキリ転貸とは指摘しませんでしたけれど、どうも様子がおかしいよということは指摘したつもりです。

結果論ではありますけれども、あの時もうちょっとキチンと対応していただいていれば、こんなことにはならなかったのになあと、私自身の力不足も含めて、後悔をしております。私もたまにはいいこと言いますので、ぜひ、前向きなご答弁をお願いいたします。

さて、間もなく3月となります。3月と言えば、私の誕生日です。私は桜の花咲く3月30日に生まれました。

早生まれであったため、幼少期は同級生より劣ることも多く、劣等感やコンプレックスを感じることの多い幼少期を過ごしました。
早生まれの不利は人生においてイロイロとあるのですが、いわゆる保活、保育園への入園活動においても、早生まれは不利とされております。

たとえば、平成25年度の資料ですが、中野区の認可保育園の在園児童生まれ月別構成比データを見てみますと、2月3月生まれの子の割合は、他の月に比べて、約2.6%も少なく、認可保育園に入るハードルが他の生まれ月に比べて明らかに不利な状況に置かれていることがうかがえます。

保育園に入園できるのは生後57日以降からです。妊娠中であっても、12月初旬の入園申込はできますが、出産後、4月1日の時点で生後57日経っていなければ、入園資格はキャンセルされてしまいます。

つまり最終出産期限は2月3日となっており、それ以降に生まれる子には、応募資格さえありません。中には、「生後57日の壁を考えて、予定日より二週間以上早く、帝王切開で出産した」という区民もいます。
早生まれの子の不利は、そうした、出産日の不利だけにとどまりません。

入園審査の点数が同点の場合、納税額の多寡が大きな決め手となります。早生まれの子の保護者は、前年度フルに働いている場合がほとんどです。前年度にすでに産休や育休をとっており、通常より収入を減らしている遅生まれの保護者と比較した場合、どうしても不利になってしまいます。

また、中野区では、認証や認可外に入園し、6月に仕事復帰していれば2点、9月に復帰していれば1点の加点がありますが、保活が激化する中で、認証や認可外も早いもの勝ちで埋まってしまい、年度途中に空きのある認証や認可外は決して多くありません。

さらに、受け入れ先となる認証や認可外の保育園側でも、手間のかかる低月齢児の保育を避けたがる傾向があるようです。

こうして、認可園のみならず、認証や認可外での保活においても早生まれは不利になっており、ポイントが稼げないことから、認可への入園が翌年もまた不利になってしまう、そういうアリ地獄のような状態に、早生まれの子と保護者は置かれているのです。

行政サービスに、不公平があってはなりません。

早生まれの子が置かれている状況が不利であることを、区としてどう認識していらっしゃるのでしょうか?

たとえば、4月1日の時点で生後57日経っていない場合は、入園をキャンセルさせるのではなく、生後57日経ってから、年度途中の入園を認めるとか、

たとえば川崎市のように、「生まれ月が1か月遅れるごとに、認可外保育施設等に預けている期間と見なして1か月を加える」とするとか、

あるいは、2月4日以降生まれの0歳児専用の入園枠を、年度途中に設けるとか、
保活において、明らかに不利な状況に置かれている、早生まれの子と保護者に対する優遇・救済措置を検討されてはいかがでしょうか?

次に、遠距離通園の解消についてうかがいます。

近年の待機児童数の増加・保活の激化にともない、とにかくたくさんの園を希望するのが、いわゆる保活必勝法のひとつとなっております。

その結果、2駅離れた保育園に決定したとか、徒歩25分の園に決定したというケースが、今春もまた、区内で生まれているそうです。また、遠くの保育園に決まったので、その近くに引っ越したというケースもあるそうです。

朝の慌ただしい時間帯に、雨の日も風の日も雪の日も、時としてグズることもある幼い子を、遠くの保育園に毎日毎日何年も何年も、上の子も下の子も連れて通園することは、保護者にとっても大きな負担となりますし、仕事の効率も落ちますし、交通事故リスクは高くなりますし、災害時のお迎えなどにも支障をきたします。
また、中には、AさんはB保育園を、BさんはA保育園を利用しているが、それぞれ自宅から遠いので、AさんはA保育園に、BさんはB保育園に転園の希望を持っているというケースもあると思われます。

豊島区では、自宅から園まで直線距離で1.2キロ以上の場合の転園希望にあたってはプラス一点の加点をおこなっていますし、練馬区でも同様に、2キロ以上の場合2点の加点をおこなっています。

公共交通機関による南北の移動がしにくい中野区。マイカーの所有率が高くない中野区。エリアによっては案外坂道の多い中野区。こうした中野区ならではの特性もふまえ、豊島区や練馬区のケースなどを参考に、遠距離通園の解消に取り組むべきではないでしょうか?

次に、掲示板について質問します。昨年の11月に、私の地元の川島商店街で、東京行灯祭という大きなお祭りがありまして、私は、区内各地の掲示板にお祭り開催のチラシを貼って回りました。すると、中野駅周辺などのごく一部ではありますが、掲示板にチラシを貼るスペースがまったく空いておらず、難渋したということがありました。

たとえば昨年11月下旬、中野駅北口のガード下の区民のひろば掲示板には30枚前後のチラシが貼ってありまして、新たなチラシを貼るような空きスペースは、やはりまったくありませんでした…。

そこにどんなチラシが貼ってあったのかと言いますと、

オスプレイの配置や辺野古新基地の建設や原発の再稼働に反対する千代田区での集会の告知が複数枚
選挙制度やスウェーデンの消費者動向や日米外交に関して、千代田区や新宿区での勉強会や講演会を告知するチラシが複数枚
参加費36000円を支払って、練馬区で農業をやりましょうという、営利活動の可能性も疑われるチラシ
実に3分の1近くが、中野区の市民生活とは、間接的には関わる場合もあるのかもしれませんが、直接的な関係の薄いチラシで埋められていたのです。

しばらく時間を置いて、2月上旬にも掲示板を確認してみました。イベントごとの少ない季節なので、掲示板の余白が足りないということはありませんでしたけれども、やはり、中野区内で開催されるイベントや習い事のチラシが6割、千代田区等での政治的集会のチラシが4割と、状況は同じでした。

区民のひろば掲示板は、「中野区区民等専用掲示板」という正式名称で、中野区在住在勤在学者のみが使える掲示板であると位置づけられています。しかし、前述のチラシを貼った人たちが、本当に中野区在住在勤在学者なのか、それを確かめるすべはありません。

前述のチラシは反体制活動に関わる集会のチラシが多くありますが、たとえその内容が反体制的であったとしても、それを言う権利は守られる。「私はあなたの意見には反対だが、あなたがそれを主張する権利は命をかけても守る」というヴォルテールの言葉が象徴するように、
言論の自由や、集会・結社の自由を担保するのが民主主義の原則であると私は理解しております。

しかし、区民のひろば掲示板という、区民のために設けられた限られたスペースのかなりの部分を、前述のような、区外で開催されるイベントのチラシが占めている現状はいかがなものか。この現状を放置しておいたのでは、私自身がそうであったように、本当にその掲示板を使いたい、私のような純粋な志を持つ純粋な中野区民が、使いたい時に使えなくなってしまいます。

現在、区民のひろば掲示板には、営利や選挙や宗教に関わるもの、個人や団体を支持したり誹謗したりするものは貼ってはいけないとされていますが、現行の運用ルールでは、たとえ前述のようなチラシであっても、貼り手が中野区民でさえあれば、何を貼ってもいいとなっています。

そこで、まずは、中野駅周辺などの一部だけで結構ですので、掲示板の面積を広げたり、数を増やしてはいかがでしょうか?そうすれば、どんなチラシでも貼ることができるようになります。

それが難しいのであれば、中野区やその隣接エリアを開催地や発着点とするものに限るなど、現在の掲示板運用ルールの見直しを、してはいかがでしょうか?

千代田区で開催される政治的集会の宣伝のために、中野区民のための掲示板を、中野区民が使えなくなっている。この異常事態の解消を望み、私のすべての質問を終了します。ご清聴ありがとうございました。

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