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2014-06-19 (Thu)
平成24年(2012年)10月2日中野区議会決算特別委員会議事録より


○小宮山委員 中野富士見中学校跡施設整備基本計画について質問をさせていただきます。
 今回の計画を見てみますと、乳幼児広場、一時保育室という名前の施設がそれぞれ設置されています。この施設の利用方法、設置目的は何でしょうか。

○朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当) 乳幼児広場は、乳幼児親子が安心してのびのびと遊び、地域の乳幼児親子の交流できるスペースであり、利用時間内は自由に利用できる施設でございます。一時保育室は保護者の方が事業に参加している間、お子さんを一時保育するための部屋です。また、南部すこやか福祉センターの一時保育室につきましては、乳幼児の遊びや行動を隣接する相談室から観察できるようにすることを考えております。

○小宮山委員 中野区は、児童館の年間休日が23区の中で一番多く、実に年間の3分の1も休んでいるという区であります。また、それだけでは飽き足らず、児童館の数も今後ますます減らされようとしています。児童館以外の子どもたちの遊び場も少ない中で、新たな乳幼児向けのスペースが新設されるということは、これは大変楽しみな話であります。
 今回の乳幼児広場のお手本になるようなモデルケースとしては、先行開設されている中部すこやか福祉センターの乳幼児広場、通称どんぐりが挙げられると思います。中部すこやかでは一時保育室と乳幼児広場を合わせることでその有効面積を広げ、広さは約110平米。私も何度か足を運んだことがありますが、南向きの明るく開放的なスペースとなっています。ハードの面では児童館に劣るものの、利用者の評判は非常によく、中野富士見中跡施設においても中部すこやかと同じような明るく開放的な空間を確保していただくことが重要であると思います。しかし、本計画を見てみますと、富士見中跡施設の乳幼児広場は北向きの1室50平米、職員用のロッカー室よりも狭く、幼児トイレ2個強分ぐらいの広さしかありません。延べ床面積が違いますので、中部すこやかと同じ広さを求めることはしませんが、せめて中部すこやかのように一時保育室と乳幼児広場を合わせることで有効活用面積を広くして、さらにできれば南向きや東向きの明るい部屋を用意してあげられないものでしょうか。

○朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当) 中部すこやか福祉センターは乳幼児広場と一時保育室を隣接して整備しておりますけれども、南部すこやか福祉センターにつきましては、乳幼児検診等での一時保育室の利用が見込まれることから、検診ゾーンと同じ3階に一時保育室を整備する予定としております。同じフロアに乳幼児広場を整備するスペースがないため、乳幼児広場につきましては2階に整備をすることを予定しているものでございます。
 また、予定しております乳幼児広場につきましては、北東の角を予定していますので、採光において不十分であるというふうには考えておりません。


○小宮山委員 現在の計画ですと、南向きの部屋、東南の部屋は内科の診察室や健康診断のための計測の部屋となっています。私もそうなんですが、できればあまり明るいところでは体重とかウエストとかを計測したくない。聴診器を当ててもらうためにおなかは出したくないという人もいると思うんです。長い人でも30分程度しか滞在しないような内科や計測の部屋がどうしても明るく日当たりがよくならなければならない理由は特にないと思うんです。その一方で、子どもたちが長時間遊ぶ一時保育室に至っては、窓が一つもないと思われる建物の中央部分に設けられています。計測や内科のためには明るい部屋を用意して、子どもたちのためには窓のない部屋や北向きの暗い部屋を用意する、この設計理念は一体何なのでしょうか。すこやか福祉センターでは子どもたちのすこやかな成長は大して望んでいないということなんでしょうか。

○朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当) 検診室、乳幼児広場ともに適度な採光が必要でありまして、また、区としては乳幼児の健やかな育成のために乳幼児検診の部屋、乳幼児広場を整備するものでございます。一時保育室は隣の相談室から乳幼児の遊びや行動を観察する際にも利用することができるようにしていることから、全体の設計の中でフロアの真ん中の配置というふうに考えております。直接採光がないことに関しましては、廊下との間の壁に窓をつくるなどの工夫によりまして開放感のある設計にすることは可能でございます。開放感を持たせるのか、プライバシーの配慮を優先させるかなど、基本設計の段階で検討をしたいと考えております。

○小宮山委員 今、全体の設計という言葉もありましたけれども、そもそもこの施設の全体の設計そのものがちょっとおかしいのではないかと思うところがございます。今取り上げた乳幼児広場と一時保育室のほかに、子育て支援室、支えあい交流室、地域交流室、多目的ルーム、さまざまな名目の部屋が多数あるんですけれども、子育て支援室は子育て支援にしか使えないし、支えあい交流室は支えあい交流にしか使えないし、地域交流は地域交流にしか使えないようなものなのでしょうか。例えば、商店街の会合のために子育て支援室を使うことは可能なんでしょうか、それとも不可能なんでしょうか。
○朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当) 各部屋の具体的な利用方法などは、今後検討することになります。そのため、現時点では具体的なルールについてお示しできる状況ではございません。

○小宮山委員 利用方法は今後検討するというのに、部屋の名前だけがしっかりと細分化されている。私は縦割り行政の弊害がここにあらわれていると思っています。だれもが自由にいろいろな目的で使える多目的ルームということにしてしまえば、一つの部屋でもいろいろな使い方ができるし、もしかすると部屋の数もこんなにたくさん要らなくなるかもしれない。それぞれの部屋の目的と名称と数を改めて見直すべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。

○朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当) すこやか福祉センターは介護予防や子育て支援など、幅広い機能の拠点としての役割を果たしていきます。子育て支援室、地域交流室、支えあい交流室など、いずれも必要なものとして必要な数を限られたスペースの中で整備をするものであり、基本計画でお示しした数が必要であるというふうに考えております。

○小宮山委員 必要なものを用意したという話ですが、その割には利用方法は未定というのはおかしいと思っております。ぜひもう一度見直してもらうことを要望いたします。
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