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2014-01-17 (Fri)
昨日から、僕は中野区の文化芸術の「族議員」として、中野区内にもともとある文化芸術の芽を、大きく育てていきたいと考えるようになりました。

区議会議員は42人もいますから、一人ぐらいは、誰も目を向けない分野に目を向ける議員がいてもいいと思うし、そもそも僕は芸術のために命をかけていたこともある元アーティストですから、俺がやらなきゃ誰がやるんだという気持ちもあります。

とりあえず区のHPでイロイロ見てみると、区の文化芸術を管轄している部署が、「教育委員会」なのか、「学習スポーツ分野 生涯学習担当」なのかがどうもよくわかりません。


教育委員会が「文化芸術振興に関する懇談会」を2009年(平成21年)に設置したという記録もありますが、その記事を区HPにアップしているのは、「学習スポーツ分野 生涯学習調整担当」です。

教育委員会が、中野区の文化芸術振興をになっているとなると、ちょっと面倒です。「面倒」という言葉は適切ではありませんが、教育委員会という組織は、政治的な中立性を確保するために、「首長から独立した行政委員会」として位置づけられているため、タテマエ上は、議会や区長の影響力が及ばないということになっているのです。

大阪の橋下知事(当時)が、前知事の任命した教育委員会が言うことを聞かないことに腹をたて「クソ教育委員会」と発言して問題になったのは、まだ皆さん覚えていらっしゃるでしょう。

といっても、教育委員を指名するのは区長なので、区長の影響力がまったく及ばないかというとそんなことはないんですが…。

話がそれました。

中野区の文化芸術に関しては、いったいどこの部署が管轄をしているのか?

「学習スポーツ分野 生涯学習担当」に直接電話して聞いてみることにしました。

また話はそれますが、この中野区独自の「分野」というネーミングは何とかしてほしいといつも思います。あと「副参事」という肩書きも。「分野=課」「副参事=課長クラス」なのですが、「副参事」がえらい人なのかそうでないのか、権限があるのかないのか、区民も含めて外部から来た人にはサッパリわからないと思うのですが…。

電話で問い合わせた結果、2011年(平成23年)に、中野区の文化芸術に関しては、教育委員会の管轄から、「学習スポーツ分野 生涯学習担当」の管轄に変更になったということでした。

さらにイロイロ調べてみると、教育委員会のあり方についてはこれまでも全国各地で様々な議論がされてきており、2001年には、全国市長会が、生涯教育分野に関しては、「縦割り型ではなく、多方面からの総合的な対応が望ましいこと、このような分野に関しては、教育の政治的中立性確保といった理由から特に教育委員会の所管とすべき強い事情があるとも考えられない」という見直し案を発表したりもしているそうです。

そのため2000年代初頭から、教育委員会の機能の縮小が、全国各地の自治体で始まっているようでした。

中野区も、遅ればせながらその時流に乗り、文化芸術の管轄部署を変更したようです。

中野区の教育委員会においては、活発な議論は行われているのでしょうけれど、他区と比較して特別目立った成果や実績や、新しい試みなどはあまりありません。特に今は学校再編でいっぱいいっぱいのようで、この時期に新しい試みを始めるというつもりはあまり無いんじゃないかという気もします。

というわけで、中野区の教育委員会には保守的なイメージがどうもあるのですが、文化とか芸術というものは、むしろ革新的なものであると僕は考えています。

なので、文化芸術の管轄を教育委員会から区長部局に変更したこと、アンタッチャブルな聖域から引きずり出してきたことは、田中区長の英断だと僕は思いました。

僕は田中区長に対しては是々非々の立場なので、良いことは褒めるし、悪いことは批判もします。
今回(といっても2~3年前ですが…)はアッパレをあげたいと思います(笑)

今後は、2009年に出された「文化芸術振興に関する懇談会」の報告書を、紐解いていきたいと思ってます。
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| 中野区をどげんかせんといかん! | COM(0) | TB(0) |















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