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2013-09-25 (Wed)
やっと昨日、決算特別委員会での僕の総括質疑が終了しました。下記は予定稿です(一部略)。

僕の質問はいつもヤジがたくさん飛びます。普段はヤジは飛ばさないのに、僕だけにヤジを飛ばすという人もいます。でも、僕の質問を楽しみにしているという同僚議員もいますし、「なんだかんだ言って、みんな聞いてるんだよね」ともよく言われます。

僕は弁論部出身で、「ヤジは雄弁の花」と教えられて鍛えられたので、ヤジは気にしないし、むしろ、ヤジを誘っていることすらあるので、逆に、ヤジがひとつも無くてシーンとしていたら「ホントにみんな聞いてるのかな?」と、さみしく思ってしまうでしょうね。

本会議のテレビ中継にもヤジの声が入っているのかな?と思ってテレビ中継を見てみたら、一方向の声しか拾わないような特殊なマイクを使っているらしく、テレビではヤジはほとんど聞こえませんでした。残念…。

昨日のヤジでは、「おまえそんなことが本当にできると思って言ってんのかよ!」「どうやってやるんだよ!」みたいなヤジもありました。まあ、有言実行しなければならない与党の議員さんの重責に比べると、発言責任が低いのが無所属のいいところであり悪いところでもありますから、できるかどうかは二の次にして、まずは言いたいことを言うことを、僕は重視しています。僕も、発言しながら、「これはさすがに実現不可能だろうな」と、薄々勘づいていることもあるんですけどね(笑)


たいへん長らくお待たせをいたしました。ただ今より、小宮山たかしの総括質疑をさせていただきます。
中野区では子育てがしにくい。だったら俺がなんとかしてやろうじゃないか。という思いを抱いて、私は区議会議員になりました。
私が区議会議員になって真っ先に取り組みたかったことは、じゃぶじゃぶ池もさることながら、待機児童問題でありました。
今、30年ぶりの認可保育園開設や、保育料見直しにともなう認証保育所保護者補助金の大幅増額など、このところの、中野区の待機児童解消にかける意気込みとスピード感は非常にたのもしく、やっと、中野区に、私の声が届き始めたのかなと。やっと、中野区も、私の言うことを聞いてくれるようになったのかなと。非常にうれしく思っております。

★先日、9月20日の朝日新聞に、保育士の人材不足についての特集記事が出ていました。「東京都内で来年4月、定員100人規模の認可保育所がオープンする。だが運営する社会福祉法人は、必要な保育士22人のうち、4人しか確保でき」ていないとのことです。これはどうやら中野区のことではなさそうなんですが、中野区にとってもシャレにならない、ヒトごととは言えない話です。中野区内でも、来年4月のオープンに向けて、複数の保育施設の事業者を募集しているところです。果たして本当に、来年の4月に間に合うのかどうか、そして、現在の保育士不足の中で、良質な保育士を他区に先駆けて本当に確保できるのかどうかが非常に気になります。現在事業化されている待機児童対策がすべて実現した場合、中野区内の新規事業者は、すべて合計すると何人の保育士を新たに確保しなければならないのか、教えてください。

★中野区の新規事業者はすべて民間ですから、新規に採用する保育士はそれぞれの民間の事業者の責任において採用されるものと理解しております。森議員の質問とも重なりますので簡単に触れるだけにしておきますが、 先の朝日新聞の記事によりますと、待機児ゼロを掲げる横浜市では、長野新潟栃木山形など、地方の短大や専門学校に人材確保のためにわざわざ出かけているそうです。逆に言えば、そこまでしなければ保育士を集めることができないという現実に、横浜市はすでに直面している。そういった危機感を、中野区がしっかりと持っているかどうか。求人を事業者任せにしてしまって、本当に質が確保できるのか、質の確保以前に、量そのものを本当に確保できるのか、フタを開けてみたら、建物は準備できたけど、保育士がいなくて保育園がオープンできませんでしたということにならないかどうか、ということを私は危惧しております。このように、保育士が全国的に不足している中で、中野区が、良質な保育士を確保するためには、やはり、待遇の改善こそが鍵になると思われます。保育士の年収の全国平均は300万円台前半であり、命を預かる重責に比べて、その報酬は決して高いものではなく、保育士はワーキングプアであるという人さえいるようです。都や国の待遇改善策の有効活用をはかることももちろん必要ですが、近隣すべての自治体が等しくそれを有効活用したら、中野区だけのアドバンテージは消えてしまいます。他の自治体を出し抜いて、優秀な保育士を確保するためには、やはり、中野区独自の保育士の待遇の改善策も考えていかなければいけないと考えておりますが、いかがでしょうか?

★現在の公設公営保育園の保育士の平均年齢は何歳でしょうか?

★この先10年ほどで、保育士の大量退職が発生すると思われます。今後の民営化のペースと、保育士の退職のペースの長期計画はできているのか?
以上で、待機児童に関する質問を終了します。

次に、中野区の妊婦支援について取り上げます。(3)その他として、「子育て支援ハンドブックおひるね」についてを追加いたします。

★第一子の妊娠・出産・子育ては、孤独な行為になりがちです。孤独の孤と書いて、「孤育て」と表現する人もいます。

ここ中野区は人口の1割弱が1年で入れ替わる、人口の流出入の激しい区であります。特に女性の場合、中野区にとついで来たという女性も、少なからずいらっしゃるのではないかと思われます。中野区に最近引っ越してきたとか、中野区にとついできたという場合、地域の情報もなく、地域の知り合いもいないという、孤立無援の中での妊娠および子育てのスタートとなるわけです。

第一子の妊娠出産に当たっては、今までの友人関係はそれほど生きてこない。職場の人間関係も関係ない。核家族化が進む現在、頼れる経験者が身近なところにはいない。身近なところに親がいたとしても、「抱きぐせがつくから抱っこするな」とか、「熱が出たらおでこを冷やせ」とか、30年も40年も前の育児知識は役に立たないどころかむしろ邪魔なことさえあります。

また、出産直後は、10%の女性が産後うつになり、30%の女性がマタニティブルーになるといいます。「赤ちゃんが生まれてハッピーでしょ?」というのは、ほんの一面であり、実際は、身体はボロボロ、孤立無援の孤独な状況でありながら、ひとつ判断を間違うと我が子の生死に関わるような、未経験のハードルが、24時間絶え間なく襲ってくる。

そうした孤独な孤育てをしている女性にとって、妊娠・出産は、同じ地域で、同じ立場の仲間が欲しくなる、初めての地域デビューのチャンスと言ってもいいと思うのです。身近なところで、同じような立場で、同じ悩みを抱え、お互いに支え合える妊婦仲間や先輩ママがいれば、第一子の子育ても楽になる。行政がその最初のきっかけを与えてあげるだけで、あとは仲間同士、放っておいても自然と支えあっていくものです。そして、ここから始まる友人関係は、子どもの成長とともにキズナを深め、うまくいけば一生のキズナとなることもありえます。

ママさん同士がお互いに支え合い助け合う結果として、子育て支援の行政コストも削減できる。行政とママさんが、お互いWINWINの関係を保つことも決して不可能ではありません。そのためには、まず行政が、仲間作りのきっかけを作らなくてはなりません。中野区では、産前から産後につながる仲間づくりの支援を、現在どのようにおこなっているでしょうか?

★こんにちは赤ちゃん学級と両親学級は母子保健法に基づく事業で、全国津々浦々、たいていどこの自治体でもおこなっています。ここで、板橋区の例についてご紹介させてください。板橋区でも、こんにちは赤ちゃん学級と両親学級を行っておりますが、それとは別に、児童館が主体となって、妊婦支援のための講座をおこなっています。「児童館が妊婦支援を行うケースは珍しいですよ」と、板橋区の担当者の方が自らおっしゃっていました。

具体的には、マタニティヨガ、アロマセラピー&ハンドトリートメント、ファーストサインなど、いかにも女性が喜びそうな魅力的な講座や、産まれてくる赤ちゃんへのプレゼントとして先輩ママさんと一緒にオリジナルエコバックを作るという、これまた魅力的な講座を年間60回おこなっているそうです。

妊婦支援活動を児童館が行うこと。活動場所として児童館を使うことで、児童館デビューの敷居が下がること。パパに対しても開放されていること。講座内容がとても魅力的であること。同じメンバーで連続した講座を受講することで、仲間づくりにつながっていること。先輩ママをゲストに迎えること。などなど、中野区の児童館の講座ではなかなか見られないような特徴がいくつもいくつもあります。

この、児童館が主体的におこなう妊婦支援の取り組みは、中野区でも参考にするべきであると考えますが、いかがでしょうか?

★今回の決算を見ますと、こんにちは赤ちゃん学級は、20回の講座で24万円で運営しているのに対し、両親学級は32回で約250万円で委託運営をしている。夫婦ひと組当たり約4650円、1回開催あたり8万円の経費に、見合った価値はあるのか?

★夫婦ひと組あたり4650円の経費がかかるのでしたら、それなりのリターンは欲しいところですが、実際のママさんたちの声を聞くと、「アレにそんなにかかってるんですか!?」という声が大半でありました。ここであまりツッコミすぎて、妊婦支援の予算そのものが減らされてしまうのは私の本意ではありませんが、庶民感覚とコスト意識を忘れずに、費用対効果に見合った事業を展開していただきたいと要望をしておきます。

★ここまで、産前から産後につながる仲間づくりの支援について伺いました。この先、出産直後のフォロー体制について伺います。中野区では、現在、「こんにちは赤ちゃん訪問事業」として、出産直後の家庭を全戸訪問しているそうです。出産後に、産後うつになったりマタニティブルーになったりして、引きこもりがちになる親子にとっては、非常に有効なアプローチであると私は考えております。

しかし、これまで何度も申し上げているように、出産直後の数ヶ月は、外出もままならず、精神的にも肉体的にも一番大変な時期であり、より親身で、より有効な支援が望まれることは言うまでもありません。

たとえばフィンランドでは、一人の保健師が、妊娠中から子どもが就学するまでのフォローを継続しておこなっているそうです。日本でも、山梨市では、妊娠期に2回、出産後に3回、保健師や助産師が家庭訪問をして、携帯番号を教えたりもしているそうです。

フィンランドや山梨市のような手厚い妊娠および子育て支援を、ここ中野区で行うことはあまり簡単ではないでしょう。しかし、日本の一部のNPO等では、講習を受けた地域の先輩ママが未就学児の自宅を継続的に訪問して、相談事などを受け止める「傾聴」や、育児や家事を一緒に行い、共に働く「協働」の活動をしている「ホームスタート」というイギリス発祥のボランティア活動があり、児童館等に出かけられないひきこもりがちな親子に対する支援策として、一定の実績をあげているそうです。

こうした民間主導の公共サービスは、いわゆる「新しい公共」のひとつの形であり、中野区としても、こうした妊娠や育児に関するボランティア活動を、積極的に支援するべきであります。現在、中野区内でも、ほぼボランティアで妊婦支援をおこなっている地域活動団体が複数あります。また、妊婦支援は現在おこなっていないが、積極的な子育て支援をおこなっており、その気になれば妊婦支援をできるだけの力を持った地域団体が多数あります。そうした地域の先輩ママさんたちに、新米ママさんたちを、妊娠中からサポートしてもらえるような、新しい仕組みを、どうにかして作れないものかなと私は考えています。地域の先輩ママさんは、どこでおむつを安く買えるのか、子連れで行きやすい店や児童館はどこかとか、保育園に入るのがどんなに大変かとか、どんな立派な外部講師も持っていないような役立つナマの地域情報をたくさん持っています。また、ほとんど全員が、子育てのプロフェッショナルでもあるので、沐浴の方法を指導するぐらいでしたら朝飯前のはずです。地域の先輩ママさんや、地域活動団体が、新米ママさんたちと関われるような仕組みづくりを、「区民公益活動による政策助成や」「基金助成」とはまた別に、それらの助成金には含まれていないスタートアップの段階をも含めて、積極的に推進・支援するべきだと考えますが、いかがでしょうか?

★また、新しい活動をわざわざ立ち上げなくても、現在行っているこんにちは赤ちゃん訪問事業に、地域の先輩ママさんに同行してもらう程度のことでしたら、比較的実現可能性が高いのかなと思います。その点についてはいかがでしょうか?

★また板橋区の例になってしまうのですが、板橋区では、「いたばしまるごとガイド・わたしの便利帳」という区民生活をサポートするための行政情報をまとめた冊子を発行しています。この冊子を見ると、広告がたくさん載っています。これは、行政ページは板橋区が責任編集、その他のページは民間の株式会社が責任編集をおこなうことによって発行しているものです。中を見てみますと、親子で出かけるオススメスポットとか、個人運営のいたばし子育てホームページが紹介されていたりとか、民間ならではの柔軟性を持った、読み物としても面白くてためになるような記事がたくさん載っています。

冊子の性質は微妙に違うものではありますが、この冊子を見たあとで、この中野区の子育て支援ハンドブックのおひるねを見てしまうと、どうしても物足りない。

そもそもこの「おひるね」というタイトル自体にやる気があまり感じられないと個人的には思っていますが、それはさておきまして、現在、中野区では、子育て支援活動のリーダー格のママさんたちを中心に、中野区の子育て支援情報を、地図や冊子等の形でまとめたいという機運が盛り上がっております。「おひるねはつまらない。だったら自分たちで作っちゃおうよ!」というのが、ほとんどすべてのママさんの共通認識です。

あらためておひるねを見てみますと、微に入り細をうがった、かゆくないところにまで手が届くほどの情報量がギッシリ詰められた、お役所らしく抜かりない仕事をした良い本だと個人的には思っております。行政情報を詰め込んだものですから、本来、面白いとか面白くないとかの視点で語るべきものではないのかもしれません。しかし、つまらないものは手にとらないし、読まれないということもまた事実であり、一種の市場原理でもあります。

今はこうした子育て支援情報や行政情報はネットでも簡単に手に入る。スマートフォンが普及したことによって、パソコンを立ち上げたりする手間や時間もかからなくなった。授乳しながら片手でインターネットにアクセスできるようになった今、あらためて、こうして紙に印刷して配布することの意味や意義を、そろそろ問い直してもいいんじゃないかという気も、個人的にはしています。むしろ、インターネットでもなかなか手に入らないような、もっともっとニッチな、中野区ならではの子育て情報に、ママさんたちは飢えています。先ほどの板橋の情報誌にはアンケートページが挟みこまれており、回答すれば抽選で区内共通商品券が当たるという、民間ならではの企業努力をしております。おひるねの創刊から間もなく10年を迎えようとしていますが、これまで、効果の検証、活用状況の検証はしたことがあるのか、今後、アンケートページを作るとか、区内のママさんたちに編集協力をお願いするとか、時代と、ママさんたちのニーズに応じた、新しい「おひるね」を作るつもりはないか、伺います。

区内で子育て支援活動をしているママさんたちと会うと、今は育児のために家庭にいるけれど、社会の一線でもバリバリ活躍できるような非常に高い能力を持っていたり、特殊な才能を持っていたり、地域貢献のための高い意識やボランティア精神を持っているという、「眠れる獅子」とか、または「獅子そのもの」のようなママさんたちがたくさんいるんです。そしてほぼすべてのママさんは、子育てのプロフェッショナルでもあるんです。こうした民間活力を、中野区ではまだまだ活用できていないんじゃないか。そもそも、中野区では、どこでどんな地域活動をしているママさんがいるのか、区内にゴロゴロしている、ダイヤモンドのような人材資源を、活用するどころか把握すらしていない。そのことが返す返す残念であります。

ママさんたちがおこなっている子育て支援活動を中野区が支援することで、もっともっと子育てしやすい中野区になっていくのになということを、私はいつも考えております。より一層の子育て支援、子育て支援活動の支援を訴えまして、次の質問に移ります。
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