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2013-09-13 (Fri)
本日、僕の一般質問が終了しました。

10年前からずっと中野区議会を傍聴し続けており、自らも区議会議員に立候補したことがあるという年配男性がいらっしゃるのですが、その年配男性が、区議会終了後、無所属の控え室にわざわざ電話をかけてきてくれました。

「小宮山さん(と他にもう一人)の質問は実によかった。本会議を3日間聞き続けたけれど、あの質問がなかったら、3日間無駄足になるところだった。本当にいい質問だった」とのお言葉でした。

中野区民のなかで一番区議会を傍聴している方に、そのように評価をしていただき、わざわざ電話までしてきていただくとは、本当に光栄なことです。

質問の前半部分は昨日載せたので、今日はその続きの後半部分を載せておきます。



よそ者・若者、そしてバカ者が、世の中を変えていく。…地域活性のための活動や、まちづくりをしている人達の間で、よく言われている言葉であります。

この中野のまちづくりにおいても、よそ者の客観的な視点。馬鹿者の大胆な発想。そして、若者のがむしゃらな行動力が重要になってくるということは、言うまでもありません。

私自身、中野区で生まれ育ったわけではない、いわばよそ者です。そして皆さんよくご存知のとおりの馬鹿者ではありますが、残念ながら、若者と言えるかどうかが少しあやしい。

現在、中野区には、約23校の専門学校や各種学校があり、この春開設された明治大学・帝京平成大学を含めて5校の大学・短期大学があります。

平成24年のデータでは、中野区の昼間および夜間の人口のうち約1割が学生であるというデータもあり、今春の明治と帝京平成の開設により、その数も飛躍的に増加したものと思われます。

これまで、中野区の行政や地域と、中野区内に住んでいる学生との関わりは、ほとんど無きに等しいものでありました。

中野区には一人暮らしの学生も多数住んでいるはずですが、町会に参加している一人暮らしの学生はまずいません。お祭りのお神輿を担ぐ、一人暮らしの学生もまずいません。地域活動や行政への感心の薄さは投票率にも現れており、20代の若者の、区議選での投票率は20%弱しかありません。

その地域に住んでいるにもかかわらず、地域への愛着が薄いと、隣にどんな人が住んでいて何をしているのか知らないとか、ゴミ出しのルールを守れなくなったりとか、治安や環境の点で、さまざまな弊害も出てきます。

その一方で、2000年代になってから社会起業家やソーシャルビジネスが注目されはじめたり、3.11を契機にして、人と人との絆が見直され始めたという時代背景もあってか、最近の学生は、社会参画やボランティアへの意識が非常に高く、まちづくりに興味を持っている学生も多数いるようです。

・このような社会的潮流、時代背景
・中野に大きな大学ができたという絶好のタイミング
・区内に多数の学校があり、たくさんの学生がいるという地の利

これら総合的な状況を判断して、中野区のまちづくりに、もっと学生の声を生かしていってはいかがでしょうか。

この夏、私は石川県金沢市を視察してまいりました。

金沢市は、北陸地方の中核都市として、金沢大学をはじめとする多数の大学や専門学校が集積しており、行政と学生との連携に関して、積極的な取り組みをおこなっておりました。

金沢市では、町会や、教育機関や、行政等の、まちづくりに携わる人々と、学生が相互に連携しあうための、複数の会議体をつくり、まちづくりに関する様々な話し合いや事業をおこなっています。

また、学生のための専用施設を開設して、学生に対する行政相談や、学生がおこなう各種活動の支援をしたり、活動場所を提供したりしています。

そして、それらの活動は、学生が提案したまちづくり事業の実施等の形で結実し、金沢市の活性化や、学生と市民との交流に役だっているそうです。

先ほど申し上げたように、中野区のまちづくりに関して、学校はさておき、学生が主体的にかかわる機会や方法や窓口はこれまでほとんどありませんでした。

中野区に、新しい大学が産声をあげ、若者の社会参画意識が高まっている今、中野区は学生の声に耳を傾け、学生とともに、新しい中野、未来の中野を作っていく必要があるのではないでしょうか。

学生と、行政や地域との関わりを、より深めるための新たな方策について、中野区の見解をおうかがいします。

質問ここまで---------------------------------------------------------------

これまで2年間の議員活動を通じて、無所属議員の質問に対しては、まともな回答が返ってくることはあまり多くないということを学びました。なので、僕は、実現可能性が低くても構わないし、まともな回答が返ってこなくても構わないので、「夢を語る」「言いたいことをそのまま言う」ように心がけています。

「質問」というよりは「意見発表」です(笑)どうせ前向きな回答が返ってこないのに実現可能性とかをチマチマ考えてもつまらないですからね(笑)

今回は、「金沢市のように学生による会議体を作ってはどうか?」とか、「金沢市のように学生専用施設を作ってはどうか?」とか、具体的すぎる質問をしてしまうと否定されやすくなってしまうので、あえて焦点を広げて、「学生と、行政や地域との関わりを、より深めるための新たな方策について、中野区の見解をおうかがいします。」という、とても大雑把な質問にしておきました。

こういう大雑把な質問にしておけば、まさか「学生と深く関わるつもりはありません」なんていう返答は返ってこないでしょうからね(笑)

これからも、空気を読まずに「夢を語る」議員でありたいと思います。
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