中野区議会議員 小宮山たかし ベビー用品&子ども服リサイクルショップ 思い出洋品店&思い出写真館店長ブログ
揺れがおさまってから、すぐにネットで情報収集をして、商店街の全体放送で、東北地方を震源とする地震があったことと、余震に気をつけて、落ち着いて行動することを呼びかけました。
当時の僕は区議会議員ではありませんでしたが、今は区議会議員です。
今、中野区に大地震がきたら、区議会議員として、自分はどう動くべきか。
的確な情報を掴んで、それを発信できる時は発信するというのも一つの方法です。的確な情報を掴むには、災害対策本部が設置されるであろう区役所にずっといた方がいいかもしれません。しかし、ネットや電気が使えるとは限りませんし、僕が情報発信しなくても、区が情報発信するかもしれません。また、区議会議員が42人もいれば、僕以外の誰かが情報発信してくれるかもしれません。
または、自宅や店の周辺で、困っている人がいれば救助活動をするというのも一つの方法です。でも、救助活動に専従してしまうと、一馬力の働きしかできなくなります。区議会議員として、一馬力の仕事だけをしていていいものかどうか?一馬力以上の何かができるのではないか?しなくてはいけないのではないか?
そもそも自分の自宅や家族が無事でいられるのかどうか?無事でなかった場合、いろんな物事や活動の優先順位をどうつけるべきなのか?
いつ、どこで、どんな状況で災害に遭うのかによっても、その対応は変わってくるはずですが、完璧なシミュレーションはなかなかできないものです。その結果、「なるようになるさ」と考えてしまって、充分な対策をたてられないのはよくないことなので、もうちょっとしっかり考えておかないといけないなあと、思い直す今日であります。
亡くなられた方のご冥福と、今も苦しんでおられる方々の幸せを願います。
黙祷。