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2013-10-04 (Fri)
過去の質問の整理をしていたら、ちょうど1年前の決算特別委員会の質問が、我ながらなかなか面白かったので一部掲載しておきます。

○小宮山委員 大変長らくお待たせをいたしました。ただいまより、小宮山たかしの決算特別委員会総括質疑をさせていただきます。通告した質問のうち、1番と2番を入れかえ、そして3番の道しるべにつきましては既に他の委員の質疑応答の中で有意義な答弁が出ておりますので、今回は割愛をさせていただきます。その他の質問はございません。

 まず、中野富士見中学校跡施設整備基本計画について質問をさせていただきます。
 今回の計画を見てみますと、乳幼児広場、一時保育室という名前の施設がそれぞれ設置されています。この施設の利用方法、設置目的は何でしょうか。

○朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当) 乳幼児広場は、乳幼児親子が安心してのびのびと遊び、地域の乳幼児親子の交流できるスペースであり、利用時間内は自由に利用できる施設でございます。一時保育室は保護者の方が事業に参加している間、お子さんを一時保育するための部屋です。また、南部すこやか福祉センターの一時保育室につきましては、乳幼児の遊びや行動を隣接する相談室から観察できるようにすることを考えております。

○小宮山委員 中野区は、児童館の年間休日が23区の中で一番多く、実に年間の3分の1も休んでいるという区であります。また、それだけでは飽き足らず、児童館の数も今後ますます減らされようとしています。児童館以外の子どもたちの遊び場も少ない中で、新たな乳幼児向けのスペースが新設されるということは、これは大変楽しみな話であります。
 今回の乳幼児広場のお手本になるようなモデルケースとしては、先行開設されている中部すこやか福祉センターの乳幼児広場、通称どんぐりが挙げられると思います。中部すこやかでは一時保育室と乳幼児広場を合わせることでその有効面積を広げ、広さは約110平米。私も何度か足を運んだことがありますが、南向きの明るく開放的なスペースとなっています。ハードの面では児童館に劣るものの、利用者の評判は非常によく、中野富士見中跡施設においても中部すこやかと同じような明るく開放的な空間を確保していただくことが重要であると思います。しかし、本計画を見てみますと、富士見中跡施設の乳幼児広場は北向きの1室50平米、職員用のロッカー室よりも狭く、幼児トイレ2個強分ぐらいの広さしかありません。延べ床面積が違いますので、中部すこやかと同じ広さを求めることはしませんが、せめて中部すこやかのように一時保育室と乳幼児広場を合わせることで有効活用面積を広くして、さらにできれば南向きや東向きの明るい部屋を用意してあげられないものでしょうか。

○朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当) 中部すこやか福祉センターは乳幼児広場と一時保育室を隣接して整備しておりますけれども、南部すこやか福祉センターにつきましては、乳幼児検診等での一時保育室の利用が見込まれることから、検診ゾーンと同じ3階に一時保育室を整備する予定としております。同じフロアに乳幼児広場を整備するスペースがないため、乳幼児広場につきましては2階に整備をすることを予定しているものでございます。
 また、予定しております乳幼児広場につきましては、北東の角を予定していますので、採光において不十分であるというふうには考えておりません。

○小宮山委員 現在の計画ですと、南向きの部屋、東南の部屋は内科の診察室や健康診断のための計測の部屋となっています。私もそうなんですが、できればあまり明るいところでは体重とかウエストとかを計測したくない。聴診器を当ててもらうためにおなかは出したくないという人もいると思うんです。長い人でも30分程度しか滞在しないような内科や計測の部屋がどうしても明るく日当たりがよくならなければならない理由は特にないと思うんです。その一方で、子どもたちが長時間遊ぶ一時保育室に至っては、窓が一つもないと思われる建物の中央部分に設けられています。計測や内科のためには明るい部屋を用意して、子どもたちのためには窓のない部屋や北向きの暗い部屋を用意する、この設計理念は一体何なのでしょうか。すこやか福祉センターでは子どもたちのすこやかな成長は大して望んでいないということなんでしょうか。

○朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当) 検診室、乳幼児広場ともに適度な採光が必要でありまして、また、区としては乳幼児の健やかな育成のために乳幼児検診の部屋、乳幼児広場を整備するものでございます。一時保育室は隣の相談室から乳幼児の遊びや行動を観察する際にも利用することができるようにしていることから、全体の設計の中でフロアの真ん中の配置というふうに考えております。直接採光がないことに関しましては、廊下との間の壁に窓をつくるなどの工夫によりまして開放感のある設計にすることは可能でございます。開放感を持たせるのか、プライバシーの配慮を優先させるかなど、基本設計の段階で検討をしたいと考えております。

○小宮山委員 今、全体の設計という言葉もありましたけれども、そもそもこの施設の全体の設計そのものがちょっとおかしいのではないかと思うところがございます。今取り上げた乳幼児広場と一時保育室のほかに、子育て支援室、支えあい交流室、地域交流室、多目的ルーム、さまざまな名目の部屋が多数あるんですけれども、子育て支援室は子育て支援にしか使えないし、支えあい交流室は支えあい交流にしか使えないし、地域交流は地域交流にしか使えないようなものなのでしょうか。例えば、商店街の会合のために子育て支援室を使うことは可能なんでしょうか、それとも不可能なんでしょうか。

○朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当) 各部屋の具体的な利用方法などは、今後検討することになります。そのため、現時点では具体的なルールについてお示しできる状況ではございません。

○小宮山委員 利用方法は今後検討するというのに、部屋の名前だけがしっかりと細分化されている。私は縦割り行政の弊害がここにあらわれていると思っています。だれもが自由にいろいろな目的で使える多目的ルームということにしてしまえば、一つの部屋でもいろいろな使い方ができるし、もしかすると部屋の数もこんなにたくさん要らなくなるかもしれない。それぞれの部屋の目的と名称と数を改めて見直すべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。

○朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当) すこやか福祉センターは介護予防や子育て支援など、幅広い機能の拠点としての役割を果たしていきます。子育て支援室、地域交流室、支えあい交流室など、いずれも必要なものとして必要な数を限られたスペースの中で整備をするものであり、基本計画でお示しした数が必要であるというふうに考えております。

○小宮山委員 必要なものを用意したという話ですが、その割には利用方法は未定というのはおかしいと思っております。ぜひもう一度見直してもらうことを要望いたします。



 では次に、中野富士見中学校跡施設整備基本計画のうち、地下のプールについて質問をさせていただきます。
 地下に建設が予定されているプールは、一体どのような施設になるのでしょうか。

○浅川健康福祉部副参事(学習スポーツ担当) 中野富士見中学校跡施設整備基本計画におきましては、25メートルの温水プールであり、コースは6コース、水深は1メートルから1.2メートル、障害者や高齢者に対応したスロープを設けること。それから採暖室、監視室、用具倉庫を備えること等を計画しているものでございます。

○小宮山委員 年間の維持費用は、幾らぐらいになると想定していらっしゃるでしょうか。

○浅川健康福祉部副参事(学習スポーツ担当) プールの具体的な運営方法につきまして今後検討することになりますので、現時点の想定を申し上げるのは難しいと思ってございます。

○小宮山委員 中野区内には鷺宮体育館のほか、旧第九中学校、中野中学校と第二中学校のプールで、学生が使わない土日や夜間にプールの一般開放を行っています。学校内にあり、学生と共用している施設のため、プール単独の維持管理経費は算出困難というお話ですが、旧九中と二中のプールを一般開放するに当たっては、事業委託コストを含めて年間約5,270万円の維持管理費用がかかっています。単純に2で割ってしまえば、プール一つ当たり年間2,600万円以上のコストということになります。さらに、この2,600万円という数字には照明のための電気代、冷暖房のための空調費、温水のためのボイラー代、上下水道代が含まれておりません。
 ちなみに二中プール1杯分の上下水道代を私が試算してみたところ、低く見積もってもプール1杯30万円以上という結果になりました。他区で25メートルの温水室内プールの維持管理のため、年間どのくらいのコストがかかっているかも調査してみました。25メートルプールだけを単独で維持管理しているケースそのものが少なく、2件のケースしか調べることはできなかったのですが、墨田区の両国屋内プールの場合、年間1億500万円、台東区の清島温水プールの場合、年間6,249万円の維持管理コストがかかっているというお話でした。先ほど私が取り上げた数字と他区のデータを総合して勘案すると、25メートル温水プール一つを年間開放するに当たっては、どんなに少なく見積もっても軽く3,000万円以上、下手をすると5,000万円を超すような維持管理コストが発生するはずです。財政運営上の非常事態を区長みずからが宣言し、各種の事業見直しを行ったばかりのこの中野区において、プール一つを新設すると、今後半永久的にどんなに少なくても年間3,000万円以上、下手をすると5,000万円を超すかもしれない維持管理コストがかかり続けるという認識はお持ちでしょうか。

○浅川健康福祉部副参事(学習スポーツ担当) 施設の内容や運営内容によりまして異なってくるものでございますが、一般論としては通常プールの運営にはその程度コストがかかるものだと認識してございます。ただし、高齢者や障害者を含めまして、区民がいきいきと地域で元気で暮らしていくためには、スポーツ習慣が大きく役立つということは全国各地で行われている調査からも明らかでございまして、そのための条件整備を行っていくことが区の大きな責務であると考えております。長期的に見れば、それが医療費や介護予防費の削減につながっていくものと考えているところでございます。そのために水の中で過度の負担をかけずに体を動かすことができるという点で、それぞれの体力に応じた健康づくりができるプールは極めて有効なものだと考えてございます。プール設置により一定程度のコストはかかりますが、できるだけ経費を抑えて効率的、効果的に運営していきたいと思っております。

○小宮山委員 ちなみにですね、じゃぶじゃぶ池の委託管理費用は、区内10カ所の合計で約600万円、じゃぶじゃぶ池も子どもたちの健康管理には役立っていると思うんですが、あと1週間でもいいから期間延長してほしいという区民の思いは、なかなか聞き入れていただけないのに、プール一つを新設して、まさに湯水のように何千万円ものお金、イコール税金が消費されていくというこの財政運営上の非常事態を私は見逃すわけにはいきません。
 そもそもこのプール、本当に必要なんでしょうか。富士見中跡地から700メートル、徒歩9分の場所には区立第二中学校があり、昼間は年間82日、夜間は年間289日も稼働している25メートルの室内温水プールがあります。さらにそれだけではなく、富士見中跡地からわずか400メートル、徒歩5分の場所には民間のスポーツクラブがあり、そこにも25メートルの温水プールがあります。リハビリや訓練のためにプールを使う人も中にはいらっしゃるでしょうけれども、プールで泳げるような元気のある人や、昼間からプールに行けるような時間のある人は歩いて9分、走って4分の二中のプールに行ってもらえばいいんじゃないでしょうか。こんな目と鼻の先に本当に二つのプール、民間も入れれば三つのプール、しかも年間維持管理コストが5,000万円を超す可能性もあるようなプールが本当の本当に今の中野区に必要だとお考えでしょうか。

○浅川健康福祉部副参事(学習スポーツ担当) 二中のプールは、学校施設の開放として土曜、日曜、休日、それから平日は夜間区民に開放しているもので、利用時間の制約を受けるものでございます。一方、富士見中跡施設のプールは、今後運営方法の詳細を詰めていくものではございますが、1日のうち長時間利用できることに加えまして、さまざまな年齢や体力に応じて健康づくり、体力づくりができるよう、健康教室や介護予防教室、あるいは泳力を向上させるための水泳教室など、地域スポーツクラブとしての各種教室事業等に使用するものでございます。このように、新たな需要を積極的に喚起していくものでございます。
 中野区全体といたしましても、学校開放以外の常時利用できる区立プールは鷺宮体育館のみであり、年間を通じて恒常的に使用できるプールの設置が望まれていたところでございますが、特に区が平成16年に行いました地域住民の運動に対する実態を調べた調査によりますと、南中野地域は全くスポーツを行っていないという層が最も高く、50.5%でございました。ただし、その理由につきましては、スポーツが好きではないからという理由は13.6%に過ぎません。忙しくて時間がない、場所や施設がないなどが主な理由でございました。この地域に全く運動習慣のない人でも抵抗なく、少しでも体を動かすところから始められ、効果的な健康づくりを行っていただくために有効なものとして、富士見中跡施設にプールを整備するものでございます。

○小宮山委員 今の新しい利用を喚起するだとか健康づくりをするというのは、二中のプールでも可能なものだと私は考えております。例えば、利用券を共通化するなどの方法で地域スポーツクラブに二中のプールを組み込んでしまえば、富士見中跡地のプールは必ずしも必要なくなるのではありませんか。

○浅川健康福祉部副参事(学習スポーツ担当) 先ほどお答えいたしましたように、これまでプールを利用していなかった高齢者等、幅広い層の需要を掘り起こしつつ、健康づくり等の事業を進めるためのプールが必要でございます。一方、二中は学校として使用しない時間帯のプールを一般の利用者に開放するものであり、障害児水泳教室以外は教室事業等を行ってございません。地域スポーツ事業の運営内容は現在検討中ではございますが、学校開放としての二中プールを地域スポーツクラブとして利用するよりも、健康づくり等の目的のもと、屋内運動場やトレーニングルーム等、富士見中跡施設に設置する他のスポーツ施設と一体として運営していくことが望ましいと考えております。

○小宮山委員 これだけお願いをしてもなかなか御理解いただけないようであれば、次善の策として新たに別の角度から前向きな提言をさせていただきたいと思います。
 先ほども申し上げたように、このままいくと旧中野富士見中近辺は日本でも有数のプール密集地帯となります。それでもなおかつ、どうしてもプールをつくるのであれば、プールの機能に差を持たせ、利用者の住み分けをしていく必要があると思います。中野富士見中跡施設は、近くには中野児童館も南中野児童館もありますし、すこやか福祉センターや乳幼児広場、子育て支援室などが併設され、乳幼児及び保護者の施設利用が見込まれます。そこで、現在計画中の25メートルプールに加えてもう一つ、乳幼児向けのプールを新たに併設してはいかがでしょうか。私が知る範囲では、乳幼児をターゲットとした公営の温水室内プールは中野区の近隣には一つもありません。さらに、もし仮に現行のじゃぶじゃぶ池のようにおむつをして行っても利用可能な施設にすれば、公営温水室内プールとしては都内でもまれな施設となるため、駅から離れた場所にあっても来場者、来街者の増加が見込めますし、地域経済への波及効果もあるでしょう。また、現在区内プールでは無料とされている未就学児への利用料金を設定することも可能になります。
 先ほども申し上げたように、富士見中跡施設のプールは年間5,000万円を超す可能性もある維持管理コストが発生しますし、二中のプール開放で代替がききますので不必要であるというのが私の基本的な考え方です。しかし、現在の計画を即座に中止することが困難なのであれば、次善の策、苦肉の策として乳幼児向けのプールを併設して、その利用価値を上げることはできませんでしょうか。

○浅川健康福祉部副参事(学習スポーツ担当) 中野富士見中学校跡施設全体の中で、それぞれ必要とする機能を盛り込んだ上で、25メートルプールのほかに乳幼児用プールを設置するというのは困難だと考えております。

○小宮山委員 何とかしてプールを中止、もしくはせめて乳幼児向けのプールをつくってほしいと要望をしておきます。
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